略歴
1921 |
2月13日、中国、北京で古い家柄に生まれる | |
1935-41 | 杭州の国立美術学校で学ぶ | |
1948 | パリに移住、グランド・ショミエール・アカデミーに通う | |
1949 | パリ、クルーズ画廊で初個展 | |
1950 | ピエール・ルーブ画廊と契約。アンリ・ミショー、ピカソ、ミロ、スーラージュ、マチューらと知り合う。初めて制作したリトグラフ8枚にアンリ・ミショーが8篇の詩をつけ、ラユン画廊で展示 | |
1951 | 初めてスイスに旅し、パウル・クレーの作品を見る | |
1957 | 初来日、3週間で東京、京都、奈良を見て回る | |
1960 | アンドレ・マルローの著書のために挿画のリトグラフを制作、その知遇を得る。またランボー、サン・ジョン・ペルス、ルネ・シャール、ジャン・ロード、ロジェ・カイヨワ等の詩にイラストを描く | |
1964 | アンドレ・マルローの助力により、フランス国籍を取る | |
1971 | 墨絵を制作する | |
1972 | 2度目の妻メイが他界、24年振りに故国の土を踏む | |
1982 | 2度にわたり中国を訪れ、ザオ・ウーキーの水墨画2点を納めた友人I.M.ペイ設計のホテル落成式に出席。巡回展の第2会場となった東京でのオープニングのため来日 | |
1983 | 北京、国立美術館で個展 | |
1993 | レジョン・ドヌール・コマンドゥール章受章 | |
1994 | 高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門受賞 | |
2000 | パリ、グラン・パレにおける「中国・皇帝たちの栄光」展に参加 | |
2001 |
スペイン、ヴァレンシアのフリオ・ゴンサレス・センターとベルギー、 ブリュッセルのイクセル美術館で回顧展 |
|
2013 | 4月9日、スイス・ニヨンの自宅にて逝去 | |
個展他 | 1941 初個展(重慶) 1949 パリで最初の個展(ギャラリー・クルーズ) 1955 リトグラフ、版画の回顧展(シンシナティ美術館) 1961 個展(東京画廊) 1968 メトロポリタン美術館「フランス絵画1900-67」展に出品(ニューヨーク) 1969 東京国立近代美術館「現代世界美術展-東と西の対話」に出品 1975-76 「アンドレ・マルローに捧ぐ」(フジテレビ・ギャラリー、東京) 1976 パリ国立近代美術館収蔵品展「衝撃Ⅲ」 1981 回顧展(グラン・パレ、パリ)、この後日本の5つの美術館及び香港、シンガポールの国立近代美術館で巡回展 1983 個展(国立美術館、北京) 1987 個展(フジテレビ・ギャラリー、東京) |
|
受賞・名誉 | 1974 レジヨン・ドヌール・シュバリエ勲章 1985 杭州美術学校名誉教授 |
|
主な作品 | 1954 「風」(ポンピドー・センター国立近代美術館、パリ) 1955 「ローマの遺跡」,「嵐の前」(テート・ギャラリー、ロンドン) 1956 「ある友のための石碑」(オットー・スタンブル・ギャラリー、ミュンヘン) 1957 「そして、大地は形をもたなかった」「北風(ミストラル)」(ソロモン・R. グッゲンハイム美術館、ニューヨーク) 1962 「絵画-21.3.36」(ギャラリー・ド・フランス) 1968 「6.1.1968」(パリ市近代美術館) 1976 「アンドレ・マルローに捧ぐ-1.4.76」(3点組み)(箱根彫刻の森美術館) |