略歴
1923 | 5月31日、ニューヨーク州ニューバーグに生まれる | |
1923-40 | ニュージャージー州で幼少期を過ごす 祖母の影響でバードウォッチングに興味を持つ |
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1941-43 | ブルックリンのプラット・インスティテュートで学ぶ | |
1943-45 | 兵役に付き、ヨーロッパへ渡る | |
1948-54 | パリに渡り、エコール・デ・ボザールで学ぶ | |
1949 | 植物画を描き始める ピカソのコラージュ「パイプを持った学生」(1913-14)に魅了され、後にコラージュはケリーの仕事の中でも重要なものとなる マース・カニンガムやジョン・ケージと出会う |
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1950 | アルプ、ピカビア、ブランクーシなどのヨーロッパ作家を訪ねる | |
1951 | アルノー画廊で初個展 南仏サナリーで制作活動 多数の単色パネルから成る最初の作品「Colors for a large wall」を制作 |
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1952 | サナリーを発ち、ジヴェルニーのモネのアトリエを訪れる ジャコメッティやカルダーと出会う |
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1954 | ニューヨークにアトリエをかまえる ケージからロバート・ラウシェンバーグに紹介される |
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1956 | ベティ・パーソンズ画廊でアメリカにおける初個展開催 (以後57、59、61、63年) |
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1957 | ホイットニー美術館の 「ヤングアメリカ1957」 展に出展 | |
1958 | カーネギー・インスティテュートのピッツバーグ国際展に出展 (以後61年、64年) |
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1959 | ニューヨーク近代美術館の 「アメリカ16人」 展に選ばれる | |
1963 | ワシントン近代美術館ギャラリーで回顧展 | |
1964 | 第3回ドクメンタ (ドイツ、カッセル)に出展 26点の色の抽象形態と28点の植物ドローイングのリトグラフを初めて制作 |
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1965 | ニューヨーク、シドニー・ジャニス画廊での初個展 (以後71年まで定期的に開催) |
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1966 | 第33回ヴェネツィア・ビエンナーレのアメリカ代表にロイ・リキテンスタインらと共に選ばれる | |
1969 | メトロポリタン美術館の 「ニューヨーク絵画と彫刻:1940~70」 展に植物 ドローイング30点を出展 パリのユネスコ本部から壁画制作を依頼される |
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1970 | 二ューヨーク州、チャタムにアトリエを移す 異なるサイズのカンヴァスを組み合わせるなどの試みを行う |
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1972 | バッファロー、アルブライト・ノックス美術館で回顧展 | |
1973 | ニューヨーク近代美術館で回顧展 レオ・カステリ画廊で個展 (以後、92年まで定期的に開催) |
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1978 | ガウディの建築を見にバルセロナへ旅行 | |
1979 | メトロポリタン美術館で絵画と彫刻の近作展 アムステルダムのステデリック美術館で大回顧展 |
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1982 | ホイットニー美術館で彫刻展 | |
1984 | ワシントン・ナショナルギャラリーがケリーの部屋を設ける | |
1986-88 | ロサンゼルス現代美術館の開館に際し、ケリーの部屋が設けられる | |
1987 | デトロイト美術館で版画回顧展、後にアメリカ国内を巡回 | |
1989 | ダラス、シンフォニー・ホールにカラー・パネルの大作を設置 | |
1991 | ホイットニー美術館の 「1991年ビエンナーレ」 展に出品 | |
1992 | ジュー・ド・ポーム・ナショナル・ギャラリー (パリ)で個展 ドクメンタに出展 |
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1996 | ニューヨク、グッゲンハイム美術館で大回顧展 | |
2000 | 高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門受賞 | |
2015 | 12月27日、ニューヨークにて逝去 | |
主な作品 |
1949 「植物Ⅱ」 (油彩) 「窓、パリの近代美術館」 (レリーフ) 1956 「大西洋」 (油彩、画布2枚組) ホイットニー美術館 1957 「大壁面のための彫刻」 ニューヨーク近代美術館 1968 「納屋の戸」 (写真) 1976 「カーブⅧ」 (油彩) ワシントン・ナショナルギャラリー 「コンコルドⅣ」(油彩) 1979 「大きな壁面のための色彩パネル」 1985 「ブルックリン・ブリッジ」 (コラージュ、ポストカード) 1986 「無題」 (コラージュ) |