略歴
1911 | 12月25日、フランス、パリに生まれる | |
1932-35 | ソルボンヌ大学で数学を学んだ後、美術に転向 | |
1936-38 | パリのエコール・デュ・ルーヴル、エコール・デ・ボザール、アカデミー・ド・ラ・グランド・ショーミエールなどで学び、フェルナン・レジェに師事 | |
1938 | アメリカの美術史家ロバート・ゴールドウォーターと結婚、渡米 アート・ステューデンツ・リーグに加わり、ニューヨークで制作活動を開始 |
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1940年代中頃 | フランク・クライン、ウィレム・デ・クーニングら前衛作家たちと共に定期的に作品を展示 | |
1945 | ニューヨーク、バーサ・シェーファー画廊でドローイングの初個展 | |
1949、50、53 | ニューヨーク・ペリド画廊で個展。抽象造形の彫刻家として名声を確立 インスタレーション・アートなど様々な手法で制作する |
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1955以降 | 公の場から退き制作活動に励む | |
1964 | プラスター、ブロンズ、ラテックスなど全く新しい素材の彫刻で美術界にカムバックし、若い世代の芸術家たちの注目をひく | |
1966 | 「エクセントリック・アブストラクション」展にブルース・ナウマン、エヴァ・ヘスらと共に招請される | |
1970年代 | プロセス・アンド・パフォーマンス・アートとの連携 | |
1980-90年代 | ネオ表現主義やボディ・アートなどとの連携 | |
1982-83 | ニューヨーク近代美術館で回顧展、ヒューストン、シカゴを巡回し、高い評価を得る また、今までの仕事を包括するような作品「部屋」シリーズなどの制作を開始する |
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1992 | ドクメンタ9に出展 | |
1993 | ヴェネツィア・ビエンナーレにアメリカを代表して出品 その後、イギリスをはじめ世界各地で作品展が開催される |
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1995 | ニューヨーク近代美術館で巨大なグラフィック作品を中心とした2度目の大回顧展 日本でも'45-94年の作品を集めた初のドローイング展 |
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1997 | 横浜美術館で70点の作品からなる大回顧展 | |
1999 | 高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞 新設のロンドン、テート・モダン美術館に大作 「I do I undo I redo」 を据え付ける |
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2007-08 | テート・モダンで回顧展開催 | |
2010 | 5月31日、ニューヨークにて逝去 | |
主な作品 | 1967 「眠りⅡ」 1968 「花咲けるヤヌス」 1974 「父の破壊」 1984-94 「自然研究」 1991 「部屋Ⅰ」 1993 「ヒステリーのアーチ」 1996 「部屋(衣服)」 1997 「蜘蛛」 |